予測する力 相手のことを理解する 5つの秘訣 その4 #55
こんにちは、松岡千里です。
来月から始まる「秘書の力」で大切な要素について書いていきたいと思います。
「相手の力を理解する・5つの秘訣」
の4回目です。
秘書って、
今起こっていることと
先に起こるだろうということを
常に交互に見ていく仕事です。
今のこと、まさに目の前で起きていることに対応しながらも、
それによってこの先に起きていることを予測して、
調整していくのです。
自分がいる時間がわからなくなる時が時々ありましたね。
そうです。
4つ目の秘訣は「予測する」です。
ゴルフのスケジュールを立てるなら
お天気と交通事情、
先方のご自宅からゴルフ場までも
計算に入れてスタート時間をきめる。
出張の場合は
行き先のイベント関係も調べて
道路の混み具合(車移動)や、
宿泊施設や会合場所を決めるタイミングも
早めにしなければなりません。
予測するには、
情報を集めて、合理的に判断する一方で、
予感というか、直感というものも
使っていたと思います。
更に大事なことは、
これまで書いた3つの秘訣も
予測することに大きな影響があります。
聞いて、興味を持って、雑談する
やはりその役員さんのことを
知らないと予測もできません。
すごい霊能力とか特殊な力を
持っている人なら
別かもしれませんが、
予感や直感って思ってても、
本人はそんなつもりはなくても
事前に情報や知識があったら、
予知できたように思えてるだけ
なのかもしれません。
ただ、降って湧いてくるような
直感がお知らせしてくれることも
あると思いますよ。
虫の知らせと表現されてるように、
昔からそんな未来の予知とか、
遠くで起こっていることが
分かったりすることはあるんだと思うけど、
それを毎回仕事で使うわけにはいきません(笑)
そう言った意味で、
予測する力は養っていけると思っています。
情報収集したり、
これまでの秘訣を使ったり、
時々直感のようなものも使ったりすることは、
全て養っていくことで、
身につけ効果をあげることが
できると思うのです。
情報収集といっても、
1人では偏りがあると思うので、
多くの人の情報収集を得て、
関係者と話し合う事も必要です。
これまでの秘訣については
これまでのブログを読んでくださいね。
また、直感については、
またの機会に書いてみようと思います。
夫との会話でも
よそくすることは
使ってます。
夫の言葉は主語がないので
何を言っているのか理解できないことが
よくあります。
予測する必要があるのです。
夫の頭の中では
言いたいことには
主語がくっついているので、
わかるだろうと思って
主語なしの会話がはじまります。
そこで会話が始まる前、
彼は何をしているかの情報を集めます。
テレビを見ていたなら、
そのテレビ番組の感想を
言っているのかもしれないと思って聞くと、
主語がなんとなく聞こえてきます。
でも、
私と同年代かご年配の方のご夫婦の奥様は
皆さんやっていると思いますよ。
旦那さんが
「あれ!」っていうだけで
「あー、あれですね」って
対応している方、
いらっしゃいますよね。(笑)
そんな感じです。
しかし、
予測がうまくいくと良いのですが、
時々、思い込みが予測だと
思ってしまうことがあります。
それは良かれと思って
予測してサポートしているので、
自分ではなかなか認めたくないのですが、
相手の反応をみることも大事です。
「あー予測ではなくて、私の思い込みだったんだなぁ」と
反省することも大事なことになります。
私なんかは
それでときどき
ケンカに発展してしまうこともあります。。
お気をつけて(笑)
この様に
中立的に予測することは
相手を輝かせるようなサポートする時に
とても大事なことです。
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