相手のことを理解する 5つの秘訣 ③ 雑談って大事なんです。 #54

こんにちは、松岡千里です。

「秘書の力」で大切な要素である「相手のことを理解する 5つの秘訣」について書いています。 

今回は3つ目! 「雑談」です。


私は夫と朝デートを時々をします。

といっても出勤前に近所の「タリーズ」に

行くだけなんですが。

よく話をする時もあるし、

お互いにiPadやiPhoneを触ってるだけの時もあります。 

しかしそこで何気ない雑談から

今日の気分などがお互い読み取れることがよくあります。


雑談とは特にテーマを定めないで気楽に会話すること

と一般的にいわれています。 


秘書時代の雑談といえば、

役員のスケジュールに、

あえて気の合う方々との雑談の時間を組み込んだことにより、

役員の仕事がよりスムーズに運んだ経験があります。

大変な責務をこなしておられる役員は息をつく間がないのです。

雑談は深呼吸の場になりました。 

気心が知れた同僚との雑談がリラックスのもとになったようです。

 雑談は決して無駄な時間ではないなー

と実感した出来事でした。 


私も役員室で役員との面会をお待ちの社員の方々と沢山雑談をしました。

ま、雑談しか話せなかったのですが。。(笑)

会社の重要なことは秘書にも話してくれないこともありますので。 

 しかし、役員との面接前に待つ時間の、

その方の緊張は伝わってきました。

少しの雑談が気休めになればと思っていましたが、

面会を終えて出てこられたか社員の方が

「ニコッ」と笑っていただけた時は

うれしかったものです。 


 部下とも沢山雑談をしました。

何故なら部下の悩みや、

口になかなか出せない問題なども、

雑談の中に含まれていたからです。

体調の変化を発見してお休みをとってもらう事もでき、

大事に至らなかったこともあり大変助かったのです。

 逆に私が雑談から心の変調を

見つけてもらったこともあります。


ただのおしゃべりとは違います。

前回書いた聴くことがとても重要なことです。

仕事のことを少し離れて、

雑談というリラックスした雰囲気での会話だからこそ

相手の本音が聴けることもあります。 


雑談は心を開く前のノックののようなものかなと思っています。 

私もカウンセリングの前は

いきなり本題に入るのではなく

雑談をして扉をノックするように心がけています。 


 準備OKですか?って。 

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