勝負の中で生きる 〜その1〜勝ちなのか負けなのか #47

こんにちは、松岡千里です。

花咲ライフやビジョン心理学で使われる、言葉や考え方について、書いていきたいと思います。 

多くの人が小さい頃から

勝ちなのか負けなのか

意識させるような環境で

育ってきたと思います。

私は勝ち負けを意識して

成長してきたと思います。 


それは、私に、3歳違いの弟ができた時のことです。

両親や祖父母などの注目や興味が

私から弟に移ったのを感じました。

そして、負けたという感覚を初めて体験したのでした。

その後は、弟との勝負が私の中でいつもありました。 

多くの場合は、私が負けるのですが

中学受験に合格した時のことです。

合格に嬉しかったというよりは、

弟に勝ったと思たことが嬉しかったんだと

今振り返ると思います。 

私はもう勝負師ですよね。(笑) 

友達の間でも演劇クラブでの主役になった時に勝ちを感じ、

大学受験に失敗したときは負けました。 

そうです、起きたこと全てに勝ち負けをつけて、

勝ったり負けたりを繰り返してきました。 

そして

勝ったら優越感を感じる 

負けたら劣等感を感じる 

これの繰り返しです。 


沢山経験すると

全て勝つことが良いとは限らない

ということもわかってきました。

それは、勝つと妬まれます

私が勝つと相手が負けるわけですから、

相手が劣等感を感じているとめんどくさいです。

すると負けた方が良い場合もあります。 

もう訳がわかりません(笑)

勝ってみたり

わざと負けてみたり

ほんとに負けてみたり。。 

 これだと、どんどん苦しくなってきました。

 全てのことに、勝ったか、負けたか、

気が狂いそうになります。 


こんな風に苦しくなってから学んだビジョン心理学。

ここでは全ての人が勝つという世界を目指す

といってます。 

なんだかこの考えにとても救われた気持ちになったのです。 

そもそも勝ったり負けたりのない世界だったら

人の評価も気にならないし

無理もしないし

楽だな〜と思ったのです。 

どちらかが勝って

誰が負けるもの
という概念でしか

生きていなかったので

それがお互いに勝つ

ということを模索するということ。 

ちょっと衝撃でした。 


しかし、私がしていた仕事では、

営業の数字など、誰かを勝たせるということが

日常的に行われていて、

なんかそこには上とか下とかあって

勝った方も、勝たせてもらって

でもそれは気持ち的には負けている

ということがよくあったので

みんなが勝つという概念には

少し疑問もありました。

なんか偽善的な感じがして。。 


 その辺りのことは次回にさせてください。

花咲ライフ/個人鑑定・ビジョン心理学・人相学・秘書の力

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