リーダーシップ 〜その2〜 #22
こんにちは、松岡千里です。
花咲ライフやビジョン心理学で使われる、言葉や考え方について、書いていきたいと思います。
リーダーシップについては、
さまざまな有識者たちが提唱しています。
ピーター・ドラッカーが提唱したリーダーシップ論も有名ですね。
以前にもこのテーマで書きましたが、
私が思うリーダーシップについて書いてみたいと思います。
以前のブログはこちら
ビジョン心理学でリーダーシップとは
「助けを求める声に敏感に反応する」という表現をしています。
いったいなんのこっちゃ?という感じかもしれません。
私も「ふーんそうなんですか?」くらいにしか思っていなかったのです。
それを知ったのはちょうど離婚した後でした。
その時は、とても大好きな人が現れて、
楽しさが戻ってきたころだったのですが、
突然フラれてしまい、
しかも彼は友人の元へ行ってしまい。。
私は一睡もできず会社に行くと、
後輩が泣きながら相談に来ました。
私もそれどころではなかったのですが、
知ったばかりの
「助けを求める声に敏感に反応する」
というフレーズが私の頭を横切り、
後輩の話を聞くことにしました。
話を聞いてみると恋愛の話で
なんと私と全く同じ体験をしていたのです。
後輩になんとか元気になってもらいたかったので、
一生懸命話をききました。
聞いてもらった後輩は安心したのか、
会社を辞めて次の仕事(海外)へいく決心がついたと、
笑顔で戻っていきした。
後輩を助けることに夢中だったのですが、
私の中にあった
彼への執着や友人への恨みが消えている
ことに気がついたのです。
これってひょっとして「助けを求める人」に反応したから?
と半信半疑ながらすごいなーと思ったものです。
その後すぐに、私は昇進することができました。
立場が変わり、
この「助けを求める声に敏感に反応する」というリーダーシップの体験を大切にして、
少人数の部署ではありましたが、
リーダーとして新しい役職の仕事をしていきました。
仕事の指導や助言もしますが、
すぐ困ったことに反応できるように、
仕事とは直接関係ない話も
ミーティングや個人面談で話をして、
いつでもなんでも話せる雰囲気を作るように心がけました。
そうすることで、部下のちょっとした言動から、
助けを求めるサインに気づくことができるようになりました。
そしてサインに気がついたら、
まずはなんでもない話をする時間をとりました。
大変な時こそ内容に関しては話したがらないのですが、
多くの部下が話をしてくれて、
特に人間関係の問題を解決していく手助けをすることができました。
そうすることで、部署内で仕事が滞ることは少なく、
みんなで楽しく仕事をすることができたと思ってます。
時にはリーダーとして、
先頭に立ってみんなを引っ張っていくことも必要ですが、
場合によっては個別に支えてあげるようなことも重要です。
そしてこのリーダーシップは
私個人が自分らしく生きることをリードしてくれるなぁ
とも感じる時もあります。
これからも、リーダーシップ力を高めていきたいと思ってます。
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