投影〜その3〜 #21
こんにちは、松岡千里です。
花咲ライフやビジョン心理学で使われる、言葉や考え方について、書いていきたいと思います。
前回に続いて、投影のことを書きたいと思います。
(前回の投影〜その2〜はこちら)
前回の例の話で、
Bさんが嫌だと思う要因はAさん本人にある
とお話しました。
そして、この要因は他の人間関係でも影響しているはずです。
つまり、ここでの人間関係を良くしていくためには、
Aさんの内面の中にある要因を癒して(改善)いくことが最善の策なのです。
しかしAさんはこの要因になかなか気づくことができないのです。
もしAさんが投影のことを知っていて実践できているなら、
この嫌な感じの要因は自分の中にあって、
それを探究して、癒すことが可能です。
しかし、この嫌な感じをBさんに要因があるとしていると、
この関係を良くすることも難しいですし、
他の人との関係でも同じようなことが起きてしまいます。
他人は変えることはできません。
変われるのは自分だけです。
だって、あなたが他の人から言われたからといって、すぐに変われますか?
私はなかなか人から言われても変われません🤣
この投影のシステムは人間の生理現象といってもいいぐらい絶対的に起こることです。
私の例をお話ししますね。
私の夫はなかなか物事を決められない人です。
私は会社勤めをしていた頃から、すぐ決断していたので、
彼に対してイライラさせられる事がよくあります。
決めてくれないから物事が前に進めないと思ってしまうのです。
決断できない彼に嫌だなぁ〜と思っています。
このことが投影という視点で見てみると、
なかなか決断できないという要素は私にあるということになるのですが、
「えー違います。私はすぐ決断できる人」と言いたくなります。
しかし、再度投影という視点から自分のことを眺めてみると、
私は仕事など他の人が関係する事は決めまられますが、
プライベートなど自分だけに関する事はなかなか決断できないし、
時には決めないでずるずると逃げてしまう事がよくあると気がついたのです。
さらに気づいたのは、そもそも私は決断するのは苦手でした。
しかし、仕事でそれではうまくいかないので、
そんな姿を見せられないと必死に頑張っていた部分でした。
そんな経緯があるものですから、
決断することに関して改善しようとしない夫が
嫌だと思っていたのでしょう。
でも「そっくり」だったのです。
そして私はそもそも決断するのが苦手と理解できました。
そうすると夫が決められなくても待っていられるし、
イライラしなくなったので、コミュニケーションが良くなりました。
まずは投影のシステムを納得して受け入れることです。
投影は自分のことを知ることができ、問題を解決して自分が変わっていける
大きなチャンスなんです。
そしてビジョン心理学では、そこにこそ幸せになるため、
成功するためのきっかけがあると言っています。
投影、つまり心の反映を知ることで、
私達のなかなか気づくことのできない、自分を知ることで、問題を解決できるのです。
そして、人が変化し成長するチャンスをもたらしてくれます。
投影については、基本的な話なのですが、少し難しいところもあります。
私のセミナーや個人セッションでも扱っていきますので、
気になる方はお問い合わせくださいね。
またブログでも書いていきたいと思ってます。
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