分かち合いとは #24
こんにちは、松岡千里です。
花咲ライフやビジョン心理学で使われる、言葉や考え方について、書いていきたいと思います。
私たちが生きている社会には競争が沢山あります。
幼年期は兄弟間で両親からの愛情の取り合いをします。
私はおやつの取り合いをよくしました。
小学校に入ると友人とさまざまなことで競争し、
社会人になっても会社で競争が付き物でした。
そして大好きだったパートナーとも競争して、
それが続くとギクシャクした関係になってしまいます。
そうです、競争と共に生きてきました。
競争があったから今の私があるとも言えます。
頑張ってきたけど、とても疲れますよね。
私はこの競争は時には不要な要素だと考えています。
競争があると、問題が出てくるだけで、幸せや成功にたどり着けないのです。
前置きが長くなりましたが、
今回はこの競争の話ではなく、
競争から脱するための要素の話なんです。
その一つ「分かち合い」について書きたいと思います。
「分かち合い」とは英語ではシェアといいます。
もしかしたらシェアする、共有する
という言葉の方が馴染み深いかもしれませんね。
国語辞書で引くと
[互いに分ける。分け合う。「喜びも悲しみも分かち合う」]
と記載されてます。
なんとなくイメージできますか?
今はスマホやパソコンなどで、
共有とかシェアの項目があり、
簡単に写真や動画、ファイルなどを送り合えたり、
SNSなどで簡単に他の人の投稿や情報を紹介できたりしますよね。
(私のブログもみなさん、たくさん共有・シェアしてください(笑))
物や情報だけではなく、
自分自身の考えや気持ち、想いや状態(コンディション)などを
他の人に伝えあうことも分かち合うことです。
私の場合、会社で自分の弱みを見せることは、
同僚のと競争に負けることだと思っていました。
しかし仕事が思うように進まなくて
時間ばかりかかってしまっていたので、
思い切って
「私は書類の細かいところをチェックするのが苦手なんです。」
と部署内で、分かち合ってみました。
すると競争相手だと思っていた同僚(私が勝手にそうしていた)が
「私は得意だからやるよ」と言ってくれたのです。
その同僚は「交渉する」ことが苦手だったので、
それは私は簡単に出来ることだったので、
私がすることにしました。
それを見ていた他のメンバーも
苦手な事と得意な事を話してくれて、
部署がとても効率よく回るようになりました。
これは分かち合うことで競争がなくなっていたのです。
「分かち合う」とは、
競争をなくし、みんながつながり合い
助け合うことへの入り口だったのです。
もしかしたら自分のことを
他の人に分かち合うことに抵抗がある人もいるかもしれません 。
私もある分野のことは分かち合ってるけど、
なかなか分かち合えない分野もあります。
でも、少しづつ分かち合うことを始めて、
そしてそれを聞いてくれる仲間が広がっていくことは、
幸せへのとても大事な一歩です。
私もまだまだたくさんのことを分かち合っていきたいと思います!
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